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PCR検査での陽性結果

2月11日 片田 聡
PCR-POSITIVE

昨日からエジプトのカイロのいる予定だった。2年ぶり以上のカイロ、多くの日本企業の駐在の方も交代し、面識が完全になくなってしまった。今年は担当している国々をできる限り訪問しようと思っていたが、まさかPCRテストで陽性がでるとは思わなかった。多少痰が絡むような感じはあったが、熱などはなく、しんどさを感じることはなかった。PCRを受けなければ、感染したことも知らなかったことであろう。

感染して思ったのだが、Coronaの最初は菌の力が強すぎて、死に至る病となっていたが、感染者が弱ったり、死んだりすると、結局、ウィルスが繫栄しないことになる。けど、今感染しているこのタイプは、誰から感染したのか、また、誰に感染させたかわからないレベルである。だから繁栄するのでしょう。また、Covidと言うだけで恐れているが、症状を見ると、風邪よりも楽な感じです。もしこのタイプが最初に流行したら、何ら対応の取られない病気だったのかもしれない。症状もないが、7日間自主隔離になり、7日後は特にPCRで確認することもなく、通常生活に戻ることができる。5日目の今日、PCRテストを受けるが、それで陰性なら即日通常活動に復帰が可能となる。

トルコでは現在1日10万人近い陽性者が毎日新たに発生しているが、公共の場所でのマスク着用は義務化されているが、人々の生活は通常通りで、みんな楽しく過ごしている。それに比べ、我が母国日本の状況たるや、外から見てると、呆れるレベルである。日本では、リスクばかり強調されて、危機が煽られている感じすらする。有事の日本の弱さは際立っている。日本でのトルコに関する報道は、激しいインフレや経済危機ばかりである。しかし、今回はトルコから学ぶべきものが多くある。このような事を書いて、日本が動くとも思えないが、少しは喝を入れないとダメな気がする。第一弾はここで書き終わるが、このコロナの時期に感じたトルコの素晴らしさを当面ブログで連載したい。