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2024年1月30日 片田 聡

上川外務大臣と会食

上川外務大臣と会食 写真提供:外務省

今月、日本の上川外務大臣が欧米諸国訪問の一環でトルコを訪問された。多忙な日程の中、トルコに進出する企業の駐在員との会食が実施され、ご招待を頂きました。参加した各社がトルコでの活動状況などを説明する機会があり、当社の事業活動状況として以下の通り報告させて頂いた。2017年に事務所開設後、2019年に現地法人化、国営天然ガス会社BOTAS向けに当社が初めて建造したFSRUの投入され、その後の同社のFSRU関連事業に常にかかわってきたこと、世界唯一の発電船事業者であるKaradeniz社とのLNG発電船事業などが順調に進んでいる事などを報告させて頂いた。また、当社は「海運」ながら、このような“動かない船”、“運ばない船”を活用した事業を強化しており、海運や船を基軸とした“社会インフラ企業”を目指していること、2050年のゼロエミに向けて、最も重要である舶用燃料のグリーン化に向けて、グリーンアンモニアの製造など上流部門への投資を検討している事なども報告した。

また、上川大臣が訪問されたウクライナ関連では、トルコ企業を財政的に支援して農業製品などの輸送を行っていることなども報告した。

上川大臣からは、トルコ企業と組んだ、アフリカなどでの第三国連携の重要性に関して、説明があり、当社の発電船事業の様な事業を更に増やして行くことの重要性が指摘された。

このような面談の機会は、多忙な行程の中で、かなり限られた短い時間となる場合が多いが、今回は2時間近くの時間を、この会食に割いて頂いた。今回のご訪問は、1月5日から13日間で、ウクライナも含めた欧州各国、米国・カナダへの訪問が行われた。そして、最後の訪問国として、トルコに来て頂いたことは、当地に勤務する者には励みになることであり、この多忙な日程の中、アンカラでほぼ丸2日間も割いて頂き、大統領などとの面談だけでなく、アタチュルク廟やアンカラ大学の訪問も実施頂き、外交関係樹立100周年の年の最初を飾る大きなイベントとなった。

当社でできることは限られているものの、日本トルコの関係強化に資する事を積極に取り組み、上川大臣から示唆頂いた、トルコ企業との第三国での連携を、新たな分野で、この記念すべき年に実現したいとの気持ちを、改めて強く持ちました。


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